バルコニーの防水工事について

ふとバルコニーの床を見た時、ひび割れや水たまりなどが目立ってきていませんか?
また、バルコニーのある軸の天井に、黒いシミができているというところを見たことはありませんか?
それらはバルコニーに防水工事が必要というサインです。

 


防水工事をしないまま放っておくことで、雨漏りやひび割れは深刻さを増してきます。
特に賃貸物件のバルコニーの場合、それに伴う雨漏りで近隣住民とのトラブルに巻き込まれてしまう場合もあります。
雨漏りが起きてしまう前に、またはバルコニーの劣化が気になって来た時には、防水工事を行うと良いでしょう。


最も一般的なバルコニー防水工事方法とは

バルコニーの防水工事の中でも最も一般的と言われている方法が「バルコニーウレタン防水工事」です。
工法としては、ウレタン樹脂をバルコニーの床につけて放置し、固まった後にトップコートを塗ります。それで施工は終了です。
また、バルコニーの下の部分が木材だった場合、腐食しているであろう木材をすべて取り去る必要があります。

ウレタンは軽量ですので、建物自体に重さの負担はあまり掛りません。
また、ウレタンを塗って防水を行うので、繋ぎ目の隙間ができるというような心配もありません。
さらにトップコートを何度か塗る事で、紫外線にも強いバルコニーに仕上げることが出来ます。


防水工事の施工費用は?

広さに応じて価格は変わりますが、小さめのバルコニーで、なおかつウレタン防水であれ、それほどの大金はかかりません。
ウレタン防水工事は1平方メートルあたり4,000円~くらいが目安となります。
工法によっても若干異なることもあるので、あらかじめお問い合わせをし、防水工事業者に見積もってもらうようにするようにしてください。

バルコニーの防水工事を怠ることで、雨漏りなどの深刻な問題が起きてしまい、シミができれば取り去るのも大変です。
そうなる前にぜひとも、防水工事をご検討ください。
建物を長く綺麗に使うためにも、防水工事は重要になるのです。