防水工事の耐用年数について

防止工事は、工事をした場所や工事内容、天候や周辺の環境などによって耐用年数も変わってきます。
屋根やベランダなど防水工事が必要な場所で、水はけや排水の状況が悪化している場合や草が生えている場合、以前に行った防水シートが剥がれている場合などは、耐用年数以内であっても防水工事を施す必要があると考えられます。


下記で紹介する耐用年数以内であっても、定期的に確認して対応するようにしましょう。

工事種類によって耐用年数も違う

ウレタン防水は、屋上やベランダなど、どんな場所の防水にも適しています。
ウレタン防水の耐用年数は、10~13年程度と言われていますが、6~7年に一回メンテナンスを行うことで、さらに防水効果の耐久性を高めることが可能となります。

シート防水は、屋上の防水工事に適しています。
シート防水の耐用年数は、12~15年程度となっていて、ほとんどメンテナンスの必要がないというのが魅力です。

FRP防水は、ビルやマンション、住宅の屋根などはもちろん、ベランダの防水にも適しています。
FRP防水の耐用年数は、10~13年となり、こちらの工事も6~7年に一回メンテナンスが必要となっています。

アスファルト防水は、大型ビルやマンションの屋上の防水に適しています。
アスファルト防水の耐用年数は、15~20年程度で、防水工事の中でも耐用年数が長いのが特徴です。


工事業者と相談して適切な防水工事を

防水工事をしたからと言って、耐用年数内は安心ということはありません。
屋上や屋根、ベランダという場所は、雨風に常にさらされている場所でもあります。
大切な建物を長持ちさせるためにも、しっかりと防水工事を行いましょう。

場所によっても、適切な防水工事の種類や耐用年数が変わってくるので防水工事の専門業者などとも良く相談をし、内容を理解して工事を行うようにしましょう。
工事内容によっては、耐用年数以内であっても定期的なメンテナンスが必要な場合があります。
メンテナンス内容や費用に関してもしっかりと確認することが大切です。